夜職人間がゆるキャリ主婦になりました

息を吐くように嘘をつく

バリキャリになりたくて・・・春。

以前こちらのブログに

p9ri.hatenablog.com

 

私は別に社会で活躍とかしたくないですし、

お茶くみとコピーでお給料をいただきたいです。

 

何なら女性の社会進出を初めて唱えた人を

ちょこっと恨んでます。

 

と書いたのですが、そんな私でも以前はバリキャリ(死語)を目指していました。

 

ずっと夜職で働いていて、精神的に限界を感じ、掛け持ちキャバ嬢として受付の仕事に就きました。

何年ぶりの昼職は何事も新鮮。

また、夜職では怒られることがなかったので、昼職で怒られるのが本当に慣れなくて嫌でした。

今でも嫌です。

自分に非があったとしても、怒ってきた人間は全て呪うスタンスでやらせてもらってます。

 

受付嬢として生活も落ち着いてきた頃、「バリバリ働きたい」と思ってしまうようになったんですよね。

営業職は新卒の頃に経験して、向いていないと分かっていたのでパス。

 

丁度その頃、夫の勧めで簿記3級を勉強していたので、経理系の仕事に転職したい!と思いました。

経理職を中心に、転職活動をスタート。

当時アラサーの受付嬢が未経験の事務なんて、本当に棒にも箸にも棒にも掛からぬ・・・。

 

やっと内定をいただいたのが、事務代行のベンチャー企業

 

鬱鬱した毎日の始まりでしたね。

半年で逃げるように退職しました。

 

半年のうちに、直属のリーダーが3人変わり(解任や退職)、それに伴いチームも変わり、本当に落ち着かない毎日でした。

それを「うちはベンチャーだからスピード感あるんだよねw」と言ってしまうのが個人的にはうざいなと。

 

月1で社長がランダムに選んだ何人かで、それぞれ一人ずつ褒め合うための会議も気持ち悪かった。

 

人事や広報を担当している女がいじめっ子気質で、残業していた人達を一人ずつ飲み会に誘っているのに、私だけわざとスルーしてきたのも、未だに許していないし呪っています。

 

あとは直属の上司が、何かと私に目を光らせてくるのもうざかったです。

皆が見るteamsでミスをネチネチと詰めてくるのが本当に嫌だった。

何回かラリーが続いた後、わざわざ「@all」で私のミスを知らしめなくても良くない?

あと、仕事が忙しいとかいう割には、私の些細なミスを拾いに拾ってお前暇かよと。

デスクにペットボトルを置いたまま帰宅してしまったことがあったのですが、それもネチネチと言われましたね。

うるさいな~。

あいつには年頃の娘に嫌われる呪いをかけておきました。

 

あとは、社長が仕事を直接教えてくれることがあったのですが、その時のセクハラ発言や、手をべたべた触ってきたことも許していません。

仕事中に皆がいる所で、私にだけ「休憩しよう。散歩に行こう」と誘ってきたのも気持ち悪かったです。

後から上記の人事・広報を担当している女に「何?なんで?何を話してたの?」て聞かれるのもセットでうざかった。

 

社長を囲んでる人達は

「うちはベンチャーだから、社長との距離も近い」

と言っていましたけれど、別に社長とは友達ではないんです。

年もかなり離れていますし、節度のある行動をお願いしたいものです。

 

正直に退職すると話すと、「退職は逃げ」とか言われるのもキモイなと思ったので、嘘をついて辞めました。

良くしてくれた方達にも嘘をつくのは心が痛みましたが、あの時は早く逃げたいの一心でしたね。

 

 

前職でのゴミベンチャーのことを夫には話していたのですが、「(セクハラは論外だけど)社会はそれが普通」と言います。

 

そっかー。普通なのかー。

 

じゃあ私は、多分普通に働くのは向いていないんだなと、気づいた瞬間。

 

受付嬢時代や、今の会社のように、誰にも干渉されずに働きたい時に働ける会社が1番いいんだなと。

(そんな会社中々ないけどね)

 

しかも今の会社は、全く怒られないんです。

気が楽。

怒られないし、男尊女卑の社風なので期待もされていないから、逆に新しい業務を始めやすいんです。

経理や税務の知識がちょっとだけ付きました。

 

ゴミベンに就職した経験から、「なりたいものと、できることは別」ということを学び、ゆるキャリを貫いています。

 

 

それに気づいたことがあって、私、バリキャリが苦手なんです。

バリキャリ皆が皆じゃないのはもちろん分かっていますよ!!

主語が大きくてごめんなさい。

 

一部のバリキャリさんって、ゆるキャリや専業主婦をすぐ下に見るじゃないですか。

こっちは上にも下にも見てないのに、急に攻撃的な発言をしてくるじゃないですか。

 

なんかギラギラメラメラしてて、怖いです。

放っておいてもろて。

 

 

最近では時間があれば、パワースポット巡りをして、夫が会社の役員になれるようにお祈りしています。

 

 

ちゅっ、他力本願でごめん。