夜職人間がゆるキャリ主婦になりました

息を吐くように嘘をつく

モラハラはモラハラで制す。

先日のブログで夫婦の馴れ初めを書かせていただき、当時のことを思い出したのでだらだら書きです。

 

p9ri.hatenablog.com

 

 

私はずっと本腰を入れて夜職をしていたので、彼氏が欲しいと思ったことはあまりなかったのですが、昼職も始めた時に(彼氏欲しい。なんなら結婚したい。)と強く思うようになり、婚活を始めました。

 

専業主婦になりたい希望はなく、ずっと緩く働いていたいと思っていたので、結婚したい条件としては下記。

 

・年収500万円以上

・年齢は自分より7歳くらい上まで

 

のみ。

 

バイト先のキャバクラの客さんにも高収入でイケメンの方はいらっしゃったのですが、私の中でキャバクラのお客さんと付き合うことだけはNGでした。

 

なぜなら、唯一のNG条件は

「夜のお店に行く人」だったからです。

 

「彼女がいたら、キャバクラも風俗も行かないよ」

という方もいらっしゃるかもしれませんが、世の中には彼女がいなくても、キャバクラも風俗も行かない人種がいるんです。

彼女がいない時にキャバクラや風俗に行っていたとしても、その人は元々の人種として、キャバクラや風俗に行く人種。

 

私の中で絶対に無理なのです。

 

ちなみに、相手の見た目は特にこだわりはなかったです。

年収500万円以上あることを前提に、許容範囲な清潔感があって、従順な方であれば、服のセンスがなくても、ハゲでも、デブでも気にしません。

 

私は昔からストライクゾーンが広いですし、面食いなわけでもありません。

(一般的には不細工なんだろうな。でも私はこの顔好きだな)

という経験も多々あったので、顔なんて私の中でイケメンであればいいんです。

 

 

本当に失礼極まりないド偏見になってしまうのですが、

「婚活パーティーに来る人ってあまり顔も良くなさそう。パッとしなさそう=モテなさそう=浮気しなさそう」

という方程式が自分の頭の中にあったので、結婚相手を探す手段としては婚活パーティー一択でした。

 

婚活パーティは、5回くらい行きましたね。

上記のド偏見が覆されたくらい普通の人がたくさんいました。

ごめんなさい。

 

今では、私は結婚してから5キロほど大きくなってしまったし、小さい会社の事務として地味に働いています。

しかし、夫と出会った当時、(もうそろそろ夜職1本は精神的に辛い。昼職でも始めるか)と社会復帰のリハビリのために、キャバクラと掛け持ちで受付嬢を始めたばかり。

それはそれはノリにノッていた女でした。

 

ほぼ全員から「いいね」をいただき、必ず誰かとマッチングして、婚活パーティー後のカフェでも好感触。

今まで男性相手の商売でご飯を食べてきた私にとって、婚活なんて赤子の手を捻るくらい簡単でした。

 

5人くらい男性のストックをし、2人に絞り、残った男性が今の夫です。

 

夫は所謂「3高」で、尚且つ本当に好きな顔をしていて、私レベルでは普通に暮らしていたら絶対に出会わなかったであろう人種です。

 

(そんな人が婚活パーティにいるのよ。本当に偏見って良くないよな。

でも偏見があったからこそ、ハードルが低くなっていた可能性もあり。)

 

ただ、夫はめちゃくちゃ変わり者で、付け焼刃の恋愛工学を実践し私と付き合ったので、本当の人格としては、デリカシーのない気の利かない人でした。

 

(今でもたまにデリカシーなくて気は利かないけどね)

 

あと、自我が強い。私は従順なタイプでないとお付き合いしたくありません。

トライアンドエラーを繰り返し、夫の両親よりも苦労したかもしれません。

(夫は結構甘やかされてきたタイプ)

 

その甲斐あってか、結婚当初は「俺は絶対に金蔓になりたくない」と言っていた夫が、

今では「専業主婦になったらいいじゃん」と言ってくれるくらいになりました。

 

今思えば結婚するのに「俺は絶対に金蔓になりたくない」の発言って少しモラハラチックですよね。

でもそれを上回るくらいに、私もモラハラな性格をしているので、「なんでそんなこと言うの・・・?泣」と、およよ・・・とするわけではなく、きちんと相手の親を巻き込んでの制裁を与えました。

 

毒を盛って毒を制す。というやつですかね。

 

ここまで紆余曲折はありましたが、若いうちしかできないと言われている夜職経験で、最高の夫を手に入れました。

 

たまにイラっとすることもありますけどね。

 

この間も、カフェでお茶をした時に、私のコートの上に夫が自分のコートを乗せたので、それをよけようとしたら、夫のコートを落としてしまったんですね。

夫に少しキレられたんですけど、元はと言えば、私のコートの上に自分のコートを置く、くそほど気の利かない夫が悪いじゃないですか?

言い返したら

 

「オーケーオーケー」

 

って嫌な言い方をされたので、同じことをやり返してやろうと思います。

私、自分がやられて嫌だったことって絶対にやり返さないと気が済まないんですよね。

特に夫相手には。

 

夫の物の上に自分の物を置いて、文句を言われたら

「オーケーオーケー」

と、腹立たせる口調で言いたいです。

それまで上記のオーケーオーケー事件は絶対に忘れません。

 

でも、それでは根本的な解決にはならないのも分かっています。

夫はプライベートになると、犬と同じ知能レベルなので、その場で「今の夫の行動で何か嫌だったのか。どうしてそういう言い方をしたのか。元を辿れば悪い奴は誰なのか。」を徹底的に詰めないと、今後も同じことをします。

 

オーケーオーケー事件は急だったため、そこまで頭が回らず。

それは私の反省点です。

 

あ。

 

勘違いされても嫌なので、ちゃんとお伝えしておきますと、夫のことは大好きですよ。

ただ嫌なことを嫌と言っているだけなんです。

 

嫌なことを嫌という。

なかなかできない女性が多いような気がします。

しかし私は思うんですね、これは幸せになるための一歩かなと。

 

以上です。